March 19, 2004

Yes!! PLENTY ! ─ネコ好きはギリシャに行け

ドイツ人写真家ハンス・シルベスターが90年代後半に世に送った2冊の写真集“Cat in the Sun”と“Cats in the Greek Islands”は、ギリシャ・エーゲ海の島々に生きるネコたちを一躍有名にしました。見た目に美しいこの写真集はかなりの労作。ハンス・シルベスターはギリシャに住み、ネコの生態を観察し、この写真集をものにしたそうです。

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しかし、ギリシャを巡っていて思うこと。それはとにかく「野良ネコが多い」ということ。1998年にミコノス島にいったときのこと。 ホテルのレセプションのお姉さん「ミコノスはどうですか?」と聞かれ、“A lot of Cats!”といったところ、大きくうなずきながらひとこと、“Yes. But PLENTY!!”。現地の人も認めるほどネコが多いんです。しかもギリシャのネコはとにかくマイペースかつずうずうしい。サントリーニのタベルナでは、テーブルに上ってきて料理をくすねようとするネコ。アテネのアクロポリスでは、フランス人のお姉さんが子猫を見つけ、手に持っていたサンドイッチのハムを少し与えてやったら、どこからかたくさんの猫が集まってきて、「ニャー、ニャー」となき始め、またたく間にお姉さんのサンドイッチはなくなってしまいました。ミコノスでは、「何か視線を感じるな」と思ってあたりを見回すと、屋根の上から猫がこちらをじっと見ています。もし手に食事になりそうなものを持っていようものなら、屋根の上から一目散にかけてきます。「ネコまっしぐら」。

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とにかくマイペースなネコたち。もちろん臆病ですぐに逃げてしまうネコもいますが、日本の野良ネコほどビクビクしていない。そんな印象を受けます。もし、あなたがネコ好きなら、一度はギリシャに行くべし。もちろん、「オーロラ目的のアラスカ旅行」より「ネコ目的のギリシャ・エーゲ海旅行」の方が確実に目的を達成できます。というか、達成されないことのほうが稀でしょう。ただ、季節は間違えないように。やっぱりそれは春から夏。ギリシャの冬は結構寒い。ギリシャにこたつを持っていけば、彼らはそこで丸くなるでしょう。

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