
現代ギリシャ語を勉強しようと思い立ったのが、1998年の冬。その2年後にギリシャを訪れたときにひとつ目的にしていたのが、ギリシャ語の電子辞書(希英辞書)ソフトの購入。「アテネの秋葉原」と呼べる一角があると聞いていた。アテネ国立考古学博物館の近く、アテネ工科大学の近くの通りだそうだ。残念ながらパロス島で風邪をこじらせたパートナーを、シンタグマ近くのホテルに残して、一人オモニア広場方面に歩く。
特に迷うことなく、無事「アテネの秋葉原」に到着。なんてことはない。秋葉原が近づくと、PCソフトやパソコンをウィンドウに並べた店が多くなる。商品数が豊富そうな店を2店舗ほど見つけて、そこでお目当てのギリシャ語電子辞書ソフトを購入。 今度はいつ来られるか分からないし、たとえネットで購入できるとはいっても、日本に戻るとなかなか手に入れるのも面倒なので、めぼしそうなソフトは一通り購入。その数5点。希英辞書あり、希希辞書あり。ただし、この購入はかなりのばくち。というのも、そのソフトが日本語OSで使えるかも分からないため……。目的を達した後は、ギリシャのPCショップを観察。マイクロソフト系のゲームや英語ソフトがかなり多いようだった。辞書ソフト探しを手伝ってくれたある店の店員さんに、「パソコンソフトの販売は儲かりますか?」と聞いたところ、「売れるのはゲームばかり、しかも最近はコピーが横行していて大変だ」という答え。どこも事情は似たようなものらしい。 通りにある店を一通りウィンドウショッピングで楽しんで、ホテルに戻ると体調が戻ったパートナーの呆れ顔。ソフト買いすぎちゃったようです……。

日本語OSでは使えたり、
使えなかったり
さて、このソフトたちの動作は……。帰国後早速試してみた。たいていのソフトはインストールできるものの、起動後の文字化けがやっぱり大きな壁(すべてのソフトがそういうことではないが……)。レジストリを書き換えてみたり、文字化け解消のソフトを使ったり。ただ、インストール済みのソフトに不具合がでて、なかなか使い勝手がいいとは言えない。その1年後、Windows Me ギリシャ語バージョンを購入して動かしたら、どれも快適に動作。さらに昨年、Windows XP Professionalを導入。地域と言語のオプションで「ユニコード対応でないプログラムの言語」を「ギリシャ語」に指定することでうまくいくかと思いきや、インストールできなかったり、起動できなかったり。別のノートPCにギリシャ語のOSをインストールして、そこにこれらの辞書ソフトをインストールし、ギリシャ辞書専用PCとして使うのがいいようで……。
余談ながら、アテネの電気通りは、無駄遣いを阻止するパートナーに立ち入り禁止にされてしまい、アテネに行っても、バスやタクシーの車窓から見るだけの場所になってしまいました。
この記事は2000年8月の旅行を元にしたものです。