例によって例のごとく、帰宅してテレビを漫然と見ていたら『海外安全情報』という番組がNHK BS1で放送されていた。深夜0:15から0:20の5分番組。それだけならここに書くこともないのだが、最初のお知らせが、なんと「アテネでテロの可能性」。10月中旬から11月17日の学生蜂起記念日までアテネ市街でテロ行為が懸念されているという報道があるとのこと(ちなみに、11月17日は軍事政権崩壊のきっかけになった、1973年同月同日の工科大学の学生蜂起を記念する日。軍事政権崩壊までのアテネの街の描写は、当時ギリシャ在住だった筆者による『住んでみたギリシア』(岡田哲也 著・サイマル出版会)がおもしろい。しかし、残念ながらこの本は、版元倒産により絶版。興味のある方は、Yahoo!オークションでお探しを。ときどきでています。「Yahoo!オークション『住んでみたギリシア』の検索結果」)。
このような報道は噂の域をでないが、イタリア、スペインを始めとするヨーロッパ諸国が無政府主義者の取り締まりを強化していて、これまた11月17日に組織名をちなむテロ組織「革命組織11月17日」の関連団体が取り締まりへの報復として、
イギリス、アメリカの施設やギリシャ政府機関への報復の可能性もあり、一概に否定はできないため注意が必要とのこと。また、11月17日には、デモや集会が予想される場所には近づかないようにすること、というお知らせがされていた。
うかつに政治的な話、それも旅しただけで、住んだこともない国の政治にまで立ち入ってを云々する気はないし、この話は噂で終わってほしい。しかし、平和な生活と危険はコインの両面ではなく、隣り合っていつも同居していることをなんとなく感じた。バリ島の爆弾テロでリゾート気分のレストラン客が一転爆発に巻き込まれるという悲惨な映像を、昨日テレビで見てしまったばかりだ。ギリシャにもテロ組織は存在する。代表的なテロ組織はこんなところらしい(以下、ICT(The Institute for Counter-Terrorism)のページから抄訳。)。
しかし(話題をそらしてしまうけど)、『海外安全情報』でのお知らせを詳しく確かめようと、NHKのサイトで、『海外安全情報』の番組ホームページを探したけど見つからないし、『外務省 海外安全ホームページ』のギリシャのページでも10月4日の午前1時の段階で、先の情報は掲載されていなかった。NHKも外務省も、いったい、何をメリットと考えて(それはまっとうなネットユーザーならとっても基礎的なこと)、ホームページというツールを使っているのやら。しかも、税金や受信料を使って。結局さきの情報が掲載されていたのは、在ギリシャ日本国大使館のサイト。ギリシャの日本大使館の職員は、このあたりのポイントは押さえているようですな。
athinasmyloveさん、こんにちは。
多分、テロを起こそうとしている人は、ギリシャ中じゃなくて、世界中にいるんでしょうね。日本だって例外じゃないと思っています。旅行に行かなくても、常に危険と隣り合わせということだと思います。だからこそ、一人ひとりの危機管理意識が大切になってくるのかなと思います。ちょっと、悲観的かもしれませんが、そんな世の中かなと最近特に思います。
日本でも放送されているのですね。(当たり前ですね)『海外安全情報』は、ヨーロッパでは、JSTVで放送されます。旦那曰く、テロを起こす人間は、ギリシャ中どこにでもいるとのこと。11月のテロの話も毎年のようです。ただ旅行される方は、十分注意が必要と思いますが。
今日の放送で鳥インフルエンザの話しをしていました。
ギリシャ国内の放送では、ギリシャでは、まだ見つかっていないと言っていたばかりなのに、『海外安全情報』では、ギリシャの島でインフルエンザにかかっている鳥が見つかったと言っていました。こっちの方が信頼できそうです。
ともかくテロも怖いのですがインフルエンザの方がもっと怖いです。ゆえに私たちは、鳥も卵も食べない生活が続きそうです。(ギリシャでは、鳥が売れないで困っている商店の模様が連日放送されています)