どんなデジタルギアでも、自分が必ず試すのは「ギリシャ語の入力と表示ができるか」だ。今は、Linux Zaurus(SL-C3000)でギリシャ語をどう入力するかで格闘している。もちろん、こういうことを調べるのはネット。あれこれと探してみたが残念ながらそのものずばりの情報を見つけることができなかった(不覚……)。そこで、それらしい情報を持ってそうな人のサイトを探して、いきなりメールをしてみた。クレタの小学校でコンピュータやネットのことを教えている人で、Linux Zaurusを所有している人だ。すると すぐに返事が来て、あれこれと教えてくれた。肝心の「ギリシャ語入力」の方法は、今まさにそのための開発をしているとのことで、ちょっと待ちになったが、先方も日本に興味のあって意気投合(?)し、何度かメールのやり取りをして、クレタのことをいろいろと教えてもらった。ギリシャに住むなら断然クレタだし、クレタならハニアがよくて、ハニアの不動産の相場はいくらとか、クレタでは、ドイツ資本がどんどん入ってきているとか(たしかに、クレタを旅行している外国人にはドイツ人が多いし、イラクリオの空港に駐機してある航空機にはドイツのエアラインが多い)。
情報や知識は、基本的にはタダじゃないといつも思っているので、教えてもらったお礼に英日対訳の折り紙教本と折り紙をお礼に送った。なぜ折り紙かというと、折り紙をギリシャの子どもに教えたいということがメールに書いてあったということが一つ。もう一つは、15年前に初めてヨーロッパを旅行して以来、何度か電車の中やカフェで折り紙をしている人に出会って、日本人が想像している以上に「折り紙」文化がヨーロッパ人に知られていると感じていたからだ。この折り紙セットのお礼が、写真と一緒にやってきた。娘さんの折った折り紙の写真と、今回のきっかけとなったLinux Zaurusのショット。もう一枚は、「死せるゼウスの横顔」と呼ばれる稜線を持つユクタス山(この写真ではちょっと分かりにくいが)を背景にしたクリスマスツリー。
メールには、来年から小学校で折り紙を教え始めると書いてあった。子どもたちの作った作品は、ネットでも見られるようにするそうだ。まずは来年の楽しみが一つ。
はじめまして。私は不思議な縁あってクレタに流れ着き、現在クレタ大学のギリシャ語初心者コースに通っています。折り紙は昔から好きでした。もしお知り合いの方からご希望があれば、折り紙の実演をしに喜んで伺います!